世羅高原の地に足を下ろすと、そこには自然林に囲まれた広大な畑が連なっていた。
時期しては、先日小麦の種まきをしたばかり。
広大な畑を案内してもらっていると、ちょうどゴボウを掘っている畑に出くわした。
私たちの知っているゴボウといえば、どれもが均一に細くて長くて黒いものであるが、ここのゴボウは色も通常のものより白く、木の根っこのように野生そのものの様相である。
もっとも、近隣の市場のみに出しているらしく、市場に出すときには極力選別して出荷しているとのことだが、このゴボウの姿こそがあるべき姿のように思えた。
この畑の場所と土の手触りが余りに良いもので、土を食べてみると、ジャリッとした感触が口中に残るものの土そのものが甘く旨い。化学肥料などが入っている土は苦くて旨くないものだ。
ゴボウの味も土の味によく似て、生でかじってもエグ味がなく、実に甘くてジューシー。
他にも、この畑ではニンジン、たまねぎ、じゃがいも、サツマイモ、ニンニクを作っている。ニンジンを生でかじってみて、その甘さには驚いた。 |