使用方法
【お召し上がり方】
・添付のカップ半分のきび酢をそのまま水などで5倍程度に薄め、お好みで黒糖シロップやハチミツなどで味付けすると美味しくいただけます。
・酢みそ、酢醤油などに仕立ててお刺身などにかけていただきます。
・中華や洋食のお料理用としてお使いいただいてもまろやかなお味でお料理を引き立てます。
・添付のカップ半分くらいに、10g程度のショウガ(親指大)の絞り汁と、黒糖シロップかハチミツを入れ、5〜7倍程度のお湯で割ってお飲み下さい。美味しく、体がポッカポカになります。
※お酢ですので、無理せずお好きな濃さに薄めてお飲み下さい。
商品紹介
加計呂麻島では沖縄と同じようにサトウキビが植えられ、昔ながらの集落単位の製糖工場で、伝統の手順と熟練の技術者の感で黒糖を作っています。
製造された黒糖は都会には出荷されることはなく島で消費されます。最近東京の一部の店で売られるようになりましたが、数に限度があり一般的に見かけることはほとんどない貴重品です。
味は濃厚で心地よく、今まで食べた黒糖とはまったく一線を画した味わいです。「加計呂麻きび酢」はこの黒糖製造過程から偶然に出来た自然の産物です。
400年前黒糖を作った後、釜を水で洗った時、釜に水が残ったまま仕事を終えました。翌日作業場に入ると釜に白い泡がぶくぶくと沸いており醗酵していました。これがきび酢になったのです。
製糖過程は一番釜で絞ったきびの汁を煮立てアク抜きをします。二番釜に移しさらにアク抜き。ここから黒糖ときび酢に分かれます。黒糖はさらに三番釜で丁寧に煮立てます。
この時の職人の混ぜる速度と火加減で品物の良否が決まります。今では出来る人が限られる熟練の技で、島でも数人しか出来ません。
きび酢は二番釜から移し、亜熱帯雨林から湧き出た自然水で糖度19度から20度までに希釈します。井戸水でも水道水でもだめで、この沢から湧き出る自然水でしかうまく出来ないそうです。
後はただ単に土中に三分の一ほど埋め込んだ大きな瓶に移すだけです。ここからは人の手は入らず自然に任せます。
すると加計呂麻の空気中に浮遊している、酢酸菌・酵母菌が自然に醗酵してくれるのです。
翌日には何もしていないのに、瓶の中は真っ白の泡で覆われ、まるで沸騰しているかの様にピチピチと小さな音を立てて泡が噴出し醗酵します。サトウキビ栽培から製品まで4年の時間が必要です。
きび酢は、崟昭二さん(たかし しょうじ) 西田漢冶さん(にしだ かんじ) 上田博和さん(うえだ ひろかず)の三名が保有する製糖工場で生産されます。製糖工場といっても皆さんが想像する工場とはまったく違います。
小さい小屋のような工場に昔ながらの絞り機が置かれ、雑然と釜が一番から三番まで並んでいます。燃料はサトウキビの絞りかす。外部との境界になる壁は開けっ放しです。一見するとそこで砂糖を作っているとは都会の人間からは判りません。
生産者の話では、毎日瓶の中の酢が変化をしていくのを見るのが何よりの楽しみだそうです。最初の二日は沸騰したかのようにぶくぶくと泡を吹く自然発酵。丁寧にアクを取り除き一週間ほどでアルコール発酵、さらに一週間で酢酸発酵します。
落ち着き始めると熟成し一年で酸度6〜7度になります。そうなって初めて農家醗酵所から貯蔵庫に移します。その時には鼻を刺すような臭いが、次第に柔らかくなり、色が綺麗なあめ色に変化してくるそうです。
最後には透明感のある、あめ色の美しい酢になるのです。自然発酵と呼べるのは、世界で3種類だけです。ハワイのパイナップルビネガ−、イタリヤのバルサミコ酢、そして加計呂麻のきび酢だけと伺いました。
日本のどこで作っても作ることが出来ません。沖縄でも鹿児島でも出来ないし、奄美本島でさえ作る事は出来ないのです。加計呂麻の土と空気と水、それに温度が必要なのです。まったく自然にゆだねて、自然に任せ切って作るには環境が合致しなければ出来ないのです。
まろやかな味わい、鼻にツーンとくる匂いもなく、やわらかい味。それでいてサトウキビの甘さがほのかに感じられるのが特徴です。 |