| 「自然循環栽培のお米」ササニシキと須田ミヱ子さんの手作りの味シリーズ 特集 |
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雪もとけだし、当地本荘に春到来です。
木の芽も少しづつ膨らんできてるような気がします。私が毎朝家の庭を見るとき、幸せをよぶ黄色い福寿草がおはようとあいさつをし私を迎えてくれます。
私は土を見ますと心がワクワクしてきます。今日も田を廻りますとネズミが畦に穴を開けております。これもネズミの知恵であり、冬を穴の中で暮らすのです。
田園を廻りますと土手にフキノトウが顔を出し、堰(せき)に目をやりますと、水たまりにドジョウが水の波を立てて自分の存在を知らせてくれます。また、イトミミズは人の影がしますと「すっと」中に入り込んで行きます。
毎日のように色々な生きもの達が目に付きます。今日より苗作の為のハウス作りの準備をしております。
稲作りは土作りと云っております通り、これより有機質で作りました堆肥を田園に散布します。
種の選別をして、比重の重い種だけを使い、良い種を丈夫な苗に育てることが一番の仕事であります。春風にさそわれて自分も一段と心に生きがいを感ずる三月であります。 |
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いよいよ種まきも始まり、春作業も一段と忙しさが増してきました。
山にはウグイスが鳴き、田園ではまもなく「かえる」が声を出す季節です。早朝より田起こしのためのトラクターの音がします。早い人は、田起こしの終わったところより水が入り、田園一面、水ためのように夜にはキラキラと光ります。
五月初めより、早い人たちは田植えが始まりますが、私たちは田園にできるだけ草が芽を出さないように、二回代かきをするのです。
代かき後十日位になり温度が上がって水が暖かくなり、18℃位になりますと草の芽が出ます。ハウスの中の苗が青々と生長して三枚になり、太くて大きい葉がユサユサと風を受けております。
農家が一番忙しい時期です。毎年丈夫な苗ができ、皆さんにおいしいお米を届けたいと思い、一生懸命頑張っておりますので、よろしくお願いします。 |
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風香る若葉の芽の茂る五月に田植えが始まりました。田園を見渡しても慣行田の田んぼは、田植えが出来上がっておりますので、人影もない広々とした風景の中で私たちだけが田植えをしております。
長い期間の田植えなので、みんなで焼肉を焼いてバーベキューをして田植えに備えて結束をした。各自が思い思いの意見を出して田植えの計画に花を咲かせた。夜遅くまでお酒をくみかわして、本格的にはじめるのです。毎年の行事としてやっておるものであり、やすらぎのひとときであります。
いよいよ本格的な田植えである。十二名の人たちが来てくれた。車二台で苗運び組、田植え機二台で四名です。オペレーターを入れた組み合わせで地区が変われば風景も変わり、作業員の気持ちも変わり、励みになります。十二日間かかってようやく田植えが終わりました。一般の田植えが早いので、苗が順調に育っております。私たちの田は貧弱で、田園の池のようになっております。
この次の作業は、くず大豆を散布して、除草機を押す作業を苗の生育に合わせて三回押すのです。虫の発生が早い時は、草刈りを四回やります。田植え前に畦を一回刈りました。稲の追肥は、七月十日頃、有機肥料を一回やるのです。自然を相手にやる仕事ですので、今年こそは豊作で、良い米ができることをお祈りするのであります。 |
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田植えも終わり、一息つく間もなく、除草機押しが始まり、畦草の草刈りと休む暇もなく、仕事に追われる毎日です。
稲の生育も順調にすすんでおり、田んぼの中を見ますと、コナギやヒエが出てきております。除草機を二回押して、いよいよ昔ながらの手取り作業が始まるのです。 |
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いよいよ新米の季節も目の前に近くなりました。十月に入りますと黄金色した稲の刈り取りが始まります。
冷夏の時もあれば台風の時もあり、自然相手の私たち農家は、明日は何が起こるかわかりません。今年は田植え後、稲の生育も順調に育って、昨年の苦い経験はしたくないと常々思い、神に祈りつつ、九月を迎えました。
台風が大変早く発生した時は、波の水が十五メートルもの大波で、木々や生物、食物を襲ったのです。
私たちの稲も御多分にもれず、粗食に育てたために稲の茎が太くて風にも倒れないのですが、稲が一粒づつ落ちて田んぼ全面に敷かれたように粒落ちして大被害にあったのです。
自然の力の大きさを思い知らされます。でも、これにひるまず私たちは秋の刈り取りに一生懸命頑張って、皆様に美味しくてぴかぴかの一年生をお届けしたいと思います。少しの間お待ち下さい。 |
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十月やっと稲刈りも終り、籾摺り作業と検査に追われている日々です。
八月に入り稲の穂も出揃い、豊作と心では本当に喜んでおりましたが、台風の影響を受け、海からの潮風となり、木々は勿論、稲にも大変な被害を受け、地形上、私たちの住んでいる本荘由利地方、大潟村、山形県、新潟県の各地沿岸部の被害が多くある時もありました。
新緑と桜や梅の花、ライラック藤等の花が咲いて、春と秋が同居した珍しい現象も見られた時もありました。
一年を振り返り、毎年天候に左右されながらも耐え続けた稲たちに感謝し、おいしい、高品質なお米をお届けすることができうれしく思います。
今後とも自然循環栽培のお米をご愛顧賜りますようお願い申し上げます。 |
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